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国が発表したGX(グリーントランスフォーメーション)志向型住宅は、従来の省エネ基準の約2倍の性能が求められる、新時代の住宅基準です。断熱性・省エネ性の向上に加え、太陽光発電や電化設備を標準とすることで、家庭でのエネルギー消費を大きく抑えることが可能になります。
図解1:GX志向型住宅と従来住宅の比較
項目 | 従来の省エネ住宅 | GX志向型住宅 |
---|---|---|
断熱性能 | 断熱等級4〜5 | 断熱等級6以上 |
一次エネルギー消費量 | 基準レベル | 35%以上削減 |
太陽光発電の活用 | 売電中心 | 自家消費中心(家庭で使う) |
給湯システム | ガス中心 | オール電化(ヒートポンプ式等) |
将来の対応力 | EV・再エネ対応なし | EV・蓄電池連携可能な設計 |
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)よりもさらに高い性能が求められ、これまでのように「とりあえず太陽光パネルを載せただけ」の住宅では認定されません。
今後は、住宅全体の性能がトータルで問われる時代へと突入していきます。
図解2:ZEHとGX志向型住宅の違い
ZEH:断熱+太陽光 → 一部でゼロエネルギー
GX住宅:断熱+高効率設備+自家消費制御 → 全体最適なゼロエネルギー
国は2040年に向けて、以下の目標を掲げています:
太陽光発電を最大の主力電源とする
ガス給湯器からの電化への移行(自立転換)を推進
住宅の再生可能エネルギー対応能力を標準化 →EVや蓄電池等連携を容易にする設計・施工
住宅における省エネルギー基準の段階的な水準の引上げGX志向型住宅は、今後の住宅基準のスタンダードとなっていきます。
現行では2025年から省エネ基準が適合義務化となり、2030年までに現行ZEH水準へ基準引き上げ予定です。
しかしながら家庭用の太陽光発電による自家消費率は2023年では30%程度で、余剰電力を自分の家で使わず(自家消費)売電し夜間は電気を買っている住宅が多い傾向が見て取れます。
今度は家庭用でも蓄電池やEV車の導入を推進し、自家消費率の向上を目指しています。
今まさに家づくりを検討している方は未来に向けて取り組みを行いましょう。
電気代削減:太陽光+蓄電池+高断熱で、エネルギー消費を最小限に
将来性の高さ:EV・V2H(車から家へ給電)などの次世代技術に対応可能
資産価値の維持:性能基準が高いため、長期的にも価値が落ちにくい
断熱性が高まることで、冷暖房効率が大きく改善されヒートショックなどの健康リスクにさらされることのない快適な家になります
夏も冬も快適
エアコン1台~2台で適正温度に住宅全体を管理
導入コストはかかりますが、湿度調整や空気質の向上のために最新の全熱交換型換気システムや空気清浄機能付き電気温水器の導入も効果的です。
GX志向型住宅は、ただのエコ住宅ではありません。
2040年以降も安心して住み続けられるための先取り型住宅であり、長期的な省エネ性・快適性・資産性をすべて兼ね備えています。
今後の住宅選びで後悔しないために、「今」GX志向型住宅を検討することが賢明です。
河井建築ではGX志向型住宅を普及させるため、標準仕様をGX志向型住宅としています。
健康快適にかつお財布にも優しい家づくり、是非ご相談ください。
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